570-1号(2019年7月1日)
公開日:2019.07.01
-
- 朝鮮半島平和プロセスの持続:
軍事演習による事態悪化
を防ぐシステム構築が急務
5月、北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射を含む訓練や、米韓の「キー・リゾルブ」、「フォウル・イーグル」などの代替合同演習を巡って、相互の批判が続いた。批判の悪循環が朝鮮半島の歴史的な平和プロセスを壊すことが懸念される。軍事演習を契機とした事態悪化を防ぐシステムの必要性について、南北平壌宣言や軍事分野合意書を参考に考える。 - <資料1>朝米共同声明の運命:北朝鮮外務省報道官
2019年6月4日 - <資料2>金正恩最高指導者、最前線・東部前線防衛隊の火力打撃訓練を指導
平壌、2019年5月5日、「朝鮮中央通信」 - <資料3>パトリック・シャナハン米国防長官代理とチョン・キョンドウ韓国防衛相の電話会談
米国防総省、リードアウト、2019年3月2日 - <資料4>米韓が、新たな合同演習「同盟」を開始
平壌、2019年3月7日、「朝鮮中央通信」
(日本語版)
- [資料] NPT再検討会議第3回準備委員会関連資料
2019年4月29日から5月10日まで国連本部において開催された2020年NPT再検討会議第3回準備委員会に関わる3つの資料を以下に紹介する。第1は、新アジェンダ連合(NAC)のワーキングペーパーの全訳。第2は、日本がリード国である不拡散・軍縮イニシャチブ(NPDI)が提出した透明性に関するワーキングペーパーの抜粋訳。そして、第3に日本政府が組織している「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」の京都アピールである。後2者は、日本政府の2020年NPT再検討会議に向けた姿勢を考えるための参考資料である。(編集部) - <資料1>新アジェンダ連合(NAC)ワーキングペーパー
核軍縮を進める NPT/CONF.2020/PC.III/WP.35
2019年4月26日 - <資料2>不拡散・軍縮イニシャチブ(NPDI)ワーキングペーパー
透明性の基本及び信頼醸成措置として各国報告を強化する NPT/CONF.2020/PC.III/WP.24
2019年4月18日 - <資料3>賢人会議の京都アピール
2019 年4 月16 日
- [連載]全体を生きる 梅林宏道
第18回 30年ぶりの光州訪問
- [日誌] 核・ミサイル/沖縄(19年5月21日~19年6月20日)
- 朝鮮半島平和プロセスの持続: