556号(2018年11月15日)
公開日:2018.11.16
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- ピースデポ、朝鮮半島非核化へ熟慮と行動。 1.外務大臣への要請 2.非核化合意履行:市民の監視プロジェクト開始
- ピースデポは、南北朝鮮の板門店宣言(4月27日)と米朝首脳のシンガポール共同声明(6月12日)を基礎にして進行している、朝鮮半島の非核化と平和構築の外交プロセスに、日本の調査・情報型NGOとして如何に貢献できるか熟慮してきた。過去の北朝鮮の非核化を巡る国際的努力――例えばKEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)プロセスや6か国協議――の失敗が、すべて北朝鮮の約束違反のせいであるというような誤った世論が形成されてきたことを考えると、現在のプロセスの成功のためには、公正な情報に基づく公正な世論形成が重要であろう。本誌552号の冒頭記事でも述べたような趣旨で、いよいよ2つの行動が行われたので、ここに紹介する。
- <資料> 北東アジア非核兵器地帯へ:朝鮮半島非核化合意の公正な履行に関する市民の監視活動 非核化合意履行・監視報告No.1(抜粋)2018年11月14日 発行:NPO法人ピースデポ「非核化合意履行・監視プロジェクト」
- 核軍縮の流れを後退させてはならない 求められるINF全廃条約の履行の検証
- 内藤雅義(日本反核法律家協会)
- <資料> INF全廃条約(中距離及び準中距離ミサイルの廃棄に関するアメリカ合衆国とソビエト社会主義共和国連邦との間の条約)(抜粋訳) 1987年12月8日
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- [連載]いま語る― 84 「反基地運動」のいらない街 ヨコスカを目指して 中川茂さん 横須賀・よろずピースBAND
- [日誌]核・ミサイル/沖縄(18年10月21日~11月5日)