550-1号(2018年9月1日)
公開日:2018.08.27
- 核不拡散条約の成立から50年
信頼性の危機ー核兵器永続保有の隠れ蓑にするな - 7月1日、核不拡散条約(NPT)が成立50周年を迎えた。冷戦は終結し、21世紀となったが、米ロの核弾頭数は減少しておらず、NPTの信頼性は揺らいでいる。TPNWの成立が核兵器国と「核の傘」依存国に対し、核抑止政策を維持しながら「核兵器の全面的廃絶」というNPTでの約束をどのように達成するのか、という鋭い問いを突き付けた。朝鮮半島の緊張緩和が進む今、日本の市民運動は日本自身の政策転換を強く求める時だ。
- <資料> 寄託国政府の外務大臣によるNPTに対する共同声明
<資料>運動家たちがNPT記念日を前に出された米英ロによる声明を非難 - 図説 地球上の核弾頭全データ 2018年9月
- [連載]全体を生きる 梅林宏道
- 第10回 相良倫子さんの詩を聴いて
- [日誌]核・ミサイル/沖縄(18年7月21日~8月20日)