546-7号(2018年7月1日)
公開日:2018.06.28
-
- 史上初の米朝首脳会談 北東アジアの新秩序形成へさらに一歩 非核兵器地帯形成にフレッシュな光
- 18年 6月 12日、一旦は中止と発表されていた米朝首脳会談が、シンガポールにおいて開催され、共同声明が発表された。北朝鮮の建国から 70年、互いに敵視し、対立してきた米朝の首脳が史上初めて会談し、「朝鮮半島における恒久的かつ強固な平和体制の構築」に向けて大枠の目標につき合意した。朝鮮半島の非核化を含む北東アジアにおける平和と安全保障環境が大きく変わろうとしている。北東アジア非核兵器地帯構想にも新しい光が射し込んだ。
- <資料>シンガポールにおける米合衆国・ドナルド・J・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩国務委員長による共同声明 トランプ大統領による記者会見(抜粋訳) 歴史的な初の朝米首脳会談開催(抜粋訳)18年6月13日 朝鮮中央通信
-
- 国連事務総長軍縮アジェンダ「我々の共通の未来を保証する」 変化する環境下で、軍備ではなく軍縮による安全保障の必要性
- <資料>国連軍縮アジェンダ(抜粋訳)
- 秋葉公使文書から見る核政策の日米関係 田窪 雅文
- <資料>米国の拡大抑止に関する日本の視点(米国戦略態勢議会委員会) モートン・ハルペリン博士に送られた議事要約文書
- [連載エッセー]全体を生きる 第9回 梅林宏道
- トランプ大統領のちゃぶ台返し
- [日誌]核・ミサイル/沖縄(18年5月21日~6月20日)
- PDF版はコチラnmtr546-7(0.8MB)