日 誌 2015.11.21~12.5
公開日:2017.09.28
IAEA=国際原子力機関/IS=「イスラム国」/NSC=国家安全保障会議/SLBM=潜水艦発射型弾道ミサイル/2+2(ツー・プラス・ツー)=外務・防衛閣僚会合
●11月21日 広島市で世界核被害者フォーラム開幕。23日まで。
●11月21日付 外務省が核兵器法的禁止につき日本国際問題研究所に研究委託と報道。
●11月22日 クアラルンプールで東アジアサミット。南シナ海での各国「行動規範」の「早期締結」で合意するも時期は示せず。
●11月22日 シドニーで日豪2+2。自衛隊と豪軍の訪問部隊地位協定の締結で一致。
●11月23日 プーチン露大統領がイランでハメネイ師、ロハニ大統領と相次ぎ会談。原子力協力へ。対テロ戦協力強化でも一致。
●11月23日 米海兵隊、ハワイでのオスプレイMV-22着陸失敗調査でエンジン改善勧告。他方、原因は「操縦士判断ミス」。
●11月24日 トルコ軍、領空を侵犯したとして露軍機1機を撃墜。プーチン大統領は同日、領空侵犯を否定、トルコを強く批判。
●11月24日 ワシントンで米・仏大統領が会談。露軍機撃墜に関し当事国双方に自制促す。対IS空爆加速でも一致。
●11月24日付 内閣法制局、14年7月の集団的自衛権めぐる憲法9条解釈変更の協議過程を文書に残さず。情報公開請求で判明。
●11月25日 アフガン駐留米軍司令官、10月の病院誤爆は人為ミスとの調査報告。
●11月26日 政府、NSCで豪州の次期潜水艦共同開発に向けた新潜水艦計画を決定。
●11月26日 習中国国家主席、初の軍大規模改革に着手と発表。中央の指揮権強化。
●11月28日 北朝鮮、日本海上でSLBMを発射の模様。ミサイルは上空に達せず失敗か。
●11月29日付 露がトルコへの報復措置。経済制裁、ビザなし渡航停止、輸入品の検疫強化、スポーツ・文化交流とりやめなど。
●11月30日 経産省、核燃料再処理事業の主体を日本原燃から新設認可法人に移す案を有識者会議に示し了承得る。
●11月30日 ダウトオール・トルコ首相、露機撃墜の謝罪拒否。経済制裁の撤回求める。
●12月1日 政府、特定秘密保護法に基づき、特定秘密取扱者97,560人を選定と発表。
●12月1日付 米軍厚木基地と普天間飛行場で米軍機や海自機が地上からレーザー光照射されていたと判明。10年度以降80件。
●12月2日 福島県、第1原発事故で出た放射性物質を含む廃棄物を民間産廃処分場で最終処分する環境省計画を受け入れ。
●12月2日 米カリフォルニア州の福祉施設で銃乱射、少なくも14人死亡、十数人負傷。容疑者2人が警察との銃撃戦で死亡。
●12月2日 英下院、IS標的にした英空軍によるシリア空爆を可決。
●12月2日 IAEA、イラン核開発で最終報告書。イランは03年末まで核爆発装置開発につながる活動を組織的に行ったとの見解。
●12月3日 北朝鮮核問題での6者協議再開に向け日米韓首席代表がワシントンで会合。
●12月4日 政府、首相官邸で国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部の会合。ネット情報監視、水際対策など強化策を決定。
●12月4日 独連邦議会、対IS軍事関与で偵察など後方支援策の閣議決定を承認。
沖縄
●11月22日 島ぐるみ会議訪米団、米国最大の労働組織「米労働総同盟産別会議」訪問。新基地建設反対運動の連帯・協力を確認。
●11月22日 辺野古沖合にクレーン付き作業船1台搬入。汚濁防止膜設置固定の大型ブロック計238個を海中に投下予定。
●11月22日付 米軍、90年代に牧港補給地区の環境汚染について全面調査の必要性を指摘。県、再調査要求を検討。
●11月25日 米16会計年度国防権限法成立。グアム移転費、前年度比2.5倍の1億2600万ドル。「辺野古が唯一」の文言は削除。
●11月26日 若宮防衛副大臣、中山石垣市長と会談。陸自配備を正式打診。平得大俣に500人規模。地対艦・地対空ミサイル運用も。
●11月27日 県、キャンプ・シュワブ沿岸で発見の土器等17点を文化財認定。名護市教委、発見現場の遺跡認定に向け協議へ。
●11月27日 辺野古代執行訴訟、県が答弁書と準備書面を提出。
●11月27日 防衛省、久辺3区へ「再編関連特別補助金」。各区へ1300万円を年内交付。
●12月1日 佐喜真宜野湾市長、岸田外相・中谷防衛相・島尻沖縄担当相へ普天間飛行場早期閉鎖・返還を要請。
●12月1日 沖縄防衛局、辺野古移設本体工事でキャンプ・シュワブ内に257mの仮設道建設を計画。設計変更申請書に記載なし。
●12月2日 辺野古代執行訴訟、第1回口頭弁論。翁長知事が意見陳述。米でも報道。
●12月2日 米軍施設環境対策事業検討委、返還地の環境調査ガイドライン・汚染事例データベース化策定目指し議論。
●12月3日 キャンプ・シュワブ内で袋詰め砕石の設置作業確認。承認外工事の可能性。
●12月3日 F16 戦闘機飛来で嘉手納基地周辺騒音発生回数急増。訓練開始前の1.39倍、深夜・早朝では2.28倍に。
●12月3日 島尻沖縄担当相、ガイス米国防次官補代理ら米高官と会談。西普天間地区の医療拠点化に向けた連携を確認。
●12月4日 日米、17年度中に普天間飛行場・牧港補給地区の一部返還へ。成果強調するも、当該地区は20年前に返還合意済み。
●12月4日 名護市内小中学生58%、「騒音気になる」。市内15校・1754名が回答。琉大・渡嘉敷淳教授が初調査。
●12月4日 辺野古工事受注業者、14年衆院選で政党支部代表6議員に計90万円の寄付。公職選挙法に抵触の可能性。
●12月5日 県警、キャンプ・シュワブゲート前で抗議中の市民3名を逮捕。