脱軍備・平和レポート第3号(2020年6月1日)
公開日:2020.12.25
<特集>INF全廃条約失効と米露軍拡競争の危機 米露のミサイルを制限するINF(中距離核戦力)全廃条約が米国の離脱によって昨年失効した。米国はINFの開発・配備を進めると宣言し、中国を睨んでアジアでのINF配備も進めようとしている。条約の失効が国際秩序を揺るがし、米中露の新たな軍拡競争を招きつつある。
- 米国の離脱で INF 全廃条約が失効
- INF 全廃条約成立の背景と意義
- INF のアジア配備に中露は反発
- 米国が INF 実験再開、ロシアの新兵器開発
- 求められる新たな核軍縮枠組み
コロナウイルス感染拡大が生む危機: グテーレス国連事務総長、グローバル停戦呼びかけ/紛争当事者の反応/自衛隊の新型コロナ災害派遣
トピックス: 普天間基地で有害物質大量流出/辺野古埋め立て、設計変更申請/対イラン武器禁輸解除に米国が反対
平和を考えるための映画ガイド: 『笑の大学』/『わたしは、ダニエル・ブレイク』
連載: 全体を生きる(26)疫病禍とグローバル化と科学技術 梅林宏道
日誌: 2020年3月16日~2020年5月15日