531-2号(2017年11月15日)
公開日:2017.11.14
- 国連総会「日本決議案」 歴史的な恥ずかしい決議案 NPTを骨抜きにして米国におもねる
- 10月27日、国連総会第1委員会で日本ほか46か国を共同提案国とする決議案L.35「核兵器の全面的廃絶に向けた、新たな決意のもとでの結束した行動」が採択された。7月7日に締結された核兵器禁止条約に言及していないため、禁止条約に積極的な国は多くが棄権に回るという予測があった。その意味では棄権は予想されたほど多くはなかった。禁止条約に言及しなかったことは大問題だが、過去のNPT合意すら後退させようとする試みが露呈した。ここには今後の日本政府の針路にとって深刻な問題が含まれている。
- <表>第72回国連総会第1委員会「日本決議」投票結果
- <資料>核兵器の全面的廃絶に向けた、新たな決意のもとでの結束した行動(日本決議・抜粋訳)
- 国連総会での米日韓3首脳の対北朝鮮演説を比較する 金マリア
- <資料>米日韓首脳による北朝鮮に関する国連総会演説
- 朝鮮半島の危機と平和運動の挑戦 徐輔赫(ソ・ボヒョク) 参与連帯平和軍縮センター長
- ピースデポ創立20周年/梅林宏道「核のない未来賞」受賞記念 北東アジア非核兵器地帯シンポジウム特別講演から
- 連載 いま語る75 映画「タリナイ」を撮って
- 大川史織さん 映像作家、第9代高校生平和大使
- 日誌 核・ミサイル/沖縄(17年10月6日~11月5日)
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