529号(2017年10月1日号)
公開日:2017.09.27
- 【歴史的視野をもった北東アジアの平和構築が問われている】
- 病状に惑わされず病因を癒そう 主筆 梅林宏道
- 米国と日本を支配している、屈服させることによって北朝鮮問題を解決しようとする姿勢は、これまでの交渉の歴史から何も学んでいないに等しい。ウォールストリート・ジャーナルに掲載された米国務長官・国防長官連名の声明(3ページに抜粋訳)は、一方的に北朝鮮の非核化を迫る姿勢を示すのみであり、この政権の思慮の浅さを思わざるを得ない。地域の歴史と過去の非核化交渉の経緯について、今ほど冷静に学ぶことが必要なときはない。
- [資料]米国防長官・国務長官のウォールストリート・ジャーナル紙への寄稿
- 【北朝鮮・6回目の核実験】
- 爆発力は広島の10倍:160キロトン
- 【北朝鮮の6回目の核実験前後の動き(2017年7月28日~ 9月15日)】
- 【「核のない未来賞」授賞式に参加して】
- 梅林宏道氏が「問題解決部門」で受賞 篠原翼
- 梅林宏道氏の受賞理由
- 梅林宏道氏の受賞あいさつ
- 【[連載]いま語る―74 私たちは平和の発起人】
- リン・シュレーダーさん 赤十字国際委員会 駐日代表
- 【[日誌]核・ミサイル/沖縄(17年9月6日~9月20日)】