2011年発行(367-8~390号)
公開日:2011.12.15
390号(2011年12月15日発行) PDF1.0MB
【2012年中東会議へ:IAEAとアンマン、2つの国際会議】中東固有の諸問題に慎重な準備
<資料1>IAEA中東フォーラムにおける天野之弥IAEA事務局長の演説 2011年11月21日、ウィーン
<資料2>議長要約(抜粋訳)
【資料:核兵器及び他の大量破壊兵器のない中東を支持する共同議員声明】
【国際赤十字・赤新月社が核廃絶決議】人道機関として「歴史的役割担う」と宣言
<資料>2011年「国際赤十字・赤新月運動代表者会議」
決議1「核兵器廃絶へ向かって進む」2011年11月26日、ジュネーブ
【メドベージェフ大統領】欧州MD計画への厳しい対抗措置を表明、実施
<資料>NATO諸国による欧州ミサイル防衛システムの状況に関する声明
11年11月23日 モスクワ州、ゴーリキー
389号(2011年12月1日発行) PDF2.0MB
【IAEAイラン報告】懸念されるIAEAの公正さ 中東会議にも影響か
<資料>IAEAイラン報告・付属文書「イランの核計画における軍事的側面の可能性」2011年11月8日(抜粋訳)
【オーストリアなど3か国の国連総会決議案】その起源と経過、NGOの大きな貢献
【ジブチに戦後日本初の恒久海外軍事基地】「海賊対策」の名の下に、進む既成事実化
<資料>「ジブチ共和国における日本国の自衛隊等の地位に関する
日本国政府とジブチ共和国政府との間の交換公文」09年4月3日、署名・交換
<表>ソマリア沖・アデン湾への自衛隊派遣部隊/<図>地域別海賊発生件数
388号(2011年11月15日発行) PDF2.0MB
【中東非核・非大量破壊兵器(WMD)地帯会議】入口に立った準備プロセスに多くの課題
広範な市民社会の後押しが必要
<資料>EUセミナー最終要約(抜粋)
カミュ・グラン(EU不拡散コンソーシアム議長)11年7月6~7日、ブリュッセル
【国連総会第一委員会】具体性に乏しい日本決議
<資料>決議案「核兵器の全面的廃絶に向けた共同行動」
2011年10月14日提出、10月26日採択 A/C.1/66/L.41
【現在は「核兵器近代化の時代」である】英NGO・BASIC、各国の現状を分析
<資料>英国以外で進行中の核戦力近代化プログラム(国別要約)
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」59】「被爆当夜に何が起こったのか」 土山秀夫
387号(2011年11月1日発行) PDF1.0MB
【国連総会第1委:オーストリアなどが革新的決議に挑戦】修正努力の後、採決断念。 核軍縮議論に一石
<資料>国連総会決議案「多国間軍縮交渉の前進」A/C.1/66/L.21/Rev.1
2011年10月13日提案、10月25日修正
【進む欧州MD計画、深まる米ロ対立】ルーマニアが米ミサイル防衛(MD)配備で合意文書に署名
スペインは米イージス艦配備を受け入れ
【<速報>12年「中東非大量破壊兵器地帯会議」、開催に向け前進】ファシリテーター、主催国にフィンランド
【論文紹介:米・備蓄核兵器維持管理計画(SSMP)を巡って(下)】備蓄削減のために予備弾頭を生産?
【連載「いま語る」40】「2020年の核廃絶に向けて 本気で取り組む」平井竜一さん(神奈川県・逗子市長)
385-6号(2011年10月15日発行) PDF1.0MB
【ジュネーブ軍縮会議(CD)】2011年会期、停滞打開の方向示せず終了 オーストリアなどの国連決議案準備に期待
<資料>ノンペーパー:第66回国連総会決議・骨子案「多国間軍縮交渉の前進」
【CTBT発効促進会議】問われる米・中の行動
<資料>最終宣言及びCTBT発効促進のための諸措置
【論文紹介:米・備蓄核兵器維持管理計画を巡って(上)】高まる予算削減要求の中で、計画見直しは不可避か?
【連載:中国軍近代化への視座】Ⅲ ―中国の核戦力近代化と核兵器政策(下)
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」58】「反省なき社説を批判する」 土山秀夫
384号(2011年9月15日発行) PDF1.0MB
【連載:中国軍近代化への視座】Ⅲ ―中国の核戦力近代化と核兵器政策(中)
中国の核政策は揺らいでいるか?メディアのセンセーショナリズムと米国防総省の冷静さ
<資料>国務院新聞弁公室「2010年中国の国防」11年3月31日(抜粋訳)
【福島原発事態から 海洋への主な放射能放出を考える】
【核兵器削減へ 米国に必要な一つの関門】
<資料>大統領政策指令Xロバート・S・ノリス、ハンス・M・クリステンセン
『ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ』ウェブ版、11年8月10日
【オスプレイ普天間配備は「負担軽減、危険除去」の公約違反】――検証必要な安全性、騒音、環境影響
【韓国・済州島 海軍基地建設の攻防が本格化】「平和の島」をめぐる市民のたたかい
382-3号(2011年9月1日発行) PDF2.0MB
【図説:地球上の核弾頭全データ】(見開きPDF)
【長崎平和宣言、「脱・核抑止力」鮮明に】首相は遅れた認識を露呈
105名の自治体首長が北東アジア非核兵器地帯を支持
<資料1>広島における菅首相記者会見要旨(朝日新聞、2011年8月7日)
<資料2>北東アジア非核兵器地帯を求める署名:自治体首長の賛同状況
【IAEA理事会、シリア「核疑惑」を安保理に送付】実効性よりも政治的意図が濃厚
<資料>シリア・アラブ共和国におけるNPT保障措置協定の履行(11年6月9日 IAEA理事会決議)
【連載:中国軍近代化への視座】Ⅲ ―中国の核戦力近代化と核兵器政策(上)
<表>中国の核搭載可能ミサイル:2010年
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」57】「IAEAは傍観者でいいのか」 土山秀夫
381号(2011年8月1日発行) PDF2.0MB
【今こそ、脱「核の傘」の道を進もう】ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ――人道を基礎にした挑戦を
<資料>MPI(中堅国家構想)ブリーフィング文書「核兵器禁止のための世界法」/11年6月
【P5パリ会議】核軍縮への「確固たる前進」は見られず
<資料>第1回NPTフォローアップ会議におけるP5共同声明/11年7月1日
【連載:中国軍近代化への視座】Ⅱ ――国益中心世界における必然性(下)
<資料1>海洋法に関する国際連合条約(抜粋訳)/1982年に国連総会で採択、1994年に発効)
<資料2>南シナ海における関係諸国の行動に関する宣言(抜粋訳)/プノンペン(カンボジア)、02年11月4日
【連載:いま語る―39】清水 泰さん(静岡県・焼津市長)
「焼津の記憶を語り合い、平和を発信する」
380号(2011年7月15日発行) PDF1.0MB
【「反核の頂への登攀が始まった」】ダグラス・ロウチ(元カナダ上院議員、MPI(中堅国家構想)名誉議長)
<解説>梅林宏道
<資料>MPI国連総会決議草案「核兵器のない安全な社会」/11年6月28日
【全米市長会議が核兵器廃絶決議】平和市長会議の「2020ビジョン」を支持 政府と議会に核兵器予算の削減を要求
<資料>第79回全米市長会議年次総会決議/11年6月20日、米メリーランド州ボルチモア
【PNND共同代表がP5へメッセージ】
<資料>5核兵器国によるパリ核軍縮会議に向けたPNND共同代表のメッセージ/11年6月7日
【OBサミット、核兵器禁止条約を含む勧告】
<資料>インターアクション・カウンシル第29回年次総会コミュニケ(部分訳)
/11年5月31日、ケベック市(カナダ)
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」56】「誰が真の専門家たり得るのか」 土山秀夫
379号(2011年7月1日発行) PDF1.0MB
【日本はゼロからの対米交渉を】日米2プラス2協議「普天間の危険性除去」を無期延期
米議会は「グアム移転」見直し要求
<資料1>2012会計年国防認可法(S.1253)上院軍事委員会報告タイトルXXII 海軍 特記事項
沖縄海兵隊航空部隊の普天間飛行場から嘉手納空軍基地への移転の実現可能性に関する報告
<資料2>同報告 タイトルX 一般条項 特記事項 アジア太平洋地域における合衆国軍の態勢
【連載:中国軍近代化への視座】Ⅱ―国益中心世界における必然性(中)
【資料:NNSA戦略計画】
378号(2011年6月15日発行) PDF1.0MB
【欧州戦術核兵器】ベルギーなど10か国、透明性向上へ具体的措置を提案―その実現には困難も
<資料>戦術核兵器に関する透明性向上と信頼醸成に関するノン・ペーパー
【NATO加盟国の大半、戦術核撤去に反対せず】―NGOの「聞き取り調査」で明らかに
<資料>核兵器撤去問題―欧州戦術核の将来に関する NATO諸国の見解
【米国、「Zマシン」による新タイプの核実験】―広島、長崎両市長は抗議文
<資料1>Zマシン、NNSAのための材料実験に成功 10年11月22日 NNSAプレス発表
<資料2>2回目のZマシン・プルトニウム材料試験、安全裡に実施 11年5月11日 NNSAプレス発表
<資料3>広島市、長崎市の抗議文 11年5月23日
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」55】「今こそ再処理工場の断念を」 土山秀夫
376-7号(2011年6月1日発行) PDF1.0MB
【ベルリンで第2回「NPTフレンズ外相会合」】自己限定的な「声明」を発表 実質的役割を模索する10か国グループ
<資料>外相による核軍縮・不拡散に関するベルリン声明(全訳)
【連載:中国軍近代化への視座】Ⅱ―国益中心世界における必然性(上)
<資料>国務院新聞弁公室「2010年中国の国防」11年3月31日(抜粋訳)
【図説:日本のミサイル防衛配備状況】
【チェルノブイリ25周年とフクシマ】―2つのメッセージ
<資料1>チェルノブイリを訪ねて/潘基文国連事務総長(全訳)
<資料2>核エネルギーは時間的にも空間的にも制御できない 日本および世界中の核危機に対するメッセージ
アボリション2000グローバル評議会(抜粋訳)
375号(2011年5月1日発行) PDF0.9MB
【福島事態が示す核兵器のリアリティ】日本よ、「核の傘」は人道に反する 梅林 宏道
【ジュネーブ軍縮会議 2011年 第1会期】NPT「最終合意」の前進、達成できず
<資料>[ノン・ペーパー]2011会期作業計画の可能な諸要素
10年3月17日 ペドロ・オイヤルス議長(チリ大使)
【米政府、財政再建へ軍事費削減に着手】――在日米軍縮小・撤退の追い風にしよう
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」54】「呼び覚まされた記憶」 土山秀夫
373-4号(2011年4月15日発行) PDF1.0MB
【核爆発による放射能汚染を再考する】大気圏核爆発、チェルノブイリ事故、そして福島事故への理解のために
<図> 大気圏核爆発(広島・長崎を含む)の回数と爆発威力/主な大気圏核爆発地点の回数と爆発威力
<表>大気圏核爆発、及びチェルノブイリ事故により放出された主要な放射性物質の総量
【北朝鮮(DPRK)核計画の新段階と私たち】梅林 宏道(ピースデポ特別顧問)
1. チュチェ原子力産業の現状―ヘッカー報告/2. 6か国協議による無能力化
3. 南北関係の重要性/4. 「核兵器のない世界」と「非核兵器地帯」
<表>寧辺3施設の無能力化
【<講演要旨>ピースデポ第12回総会記念シンポジウム】
「武力は悲劇しか生まない―北東アジアに非核・軍縮の仕組みを」(2011年2月26日 日本青年館)
・「危機の中の韓半島」キム・ヒョスン(ハンギョレ新聞大記者)
・「核の傘を考える」犬塚 直史(元参議院議員、元核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本事務局長)
【シュルツら4氏が4度目の提言】―<拡散>の現実を直視し、<抑止>再考を
371-2号(2011年3月15日発行) PDF1.0MB
【東日本大震災関連】「未曾有の危機の中で」/「PNNDからのメッセージ」
【新START:ロシアの議会承認で発効】米ロ議会の解釈に深刻な隔たり 「さらなる削減交渉」の芽を摘むな
<資料1> ロシア連邦・新START批准法(抄訳)
<資料2> 新START履行のタイムライン
米国務省ファクトシート「新START条約の発効」(11年2月5日)(部分訳)
【連載:中国軍近代化への視座】Ⅰ.目撃されている現象
<資料> 中国海軍の東シナ海周辺における近年の活動事例
<図> 中国海軍の活動/米海軍の活動/原子力潜水艦の寄港状況
<表> 1時間以内の原潜の寄港率/1隻の寄港頻度(沖縄 10年)
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」53】「民主党は非核の原点を忘れるな」 土山秀夫
370号(2011年2月15日発行) PDF1.0MB
【米「外交・開発政策見直し」(QDDR)】紛争対処へ「文民パワー」強化を提唱 日本の安保論転換への示唆に富む
<資料>QDDR報告書 ―要約 第4章 (部分訳)
【<図説>北東アジアの情勢を考えるための黄海周辺地図】
昨年来の諸事件によって、政治・軍事的緊張が高まった北東アジア情勢を考える上で参考となる、
黄海周辺の地図と解説を掲載。
①北方限界線(NLL)/②北朝鮮が主張する「西海海上軍事境界線」
③米韓合同軍事演習の演習海域/④米空母の黄海侵入
【<ファクトシート>2010年の日米・米韓共同演習】
2010年の日米・米韓の共同演習に関する情報(演習の場所、目的、参加部隊・艦船、訓練項目など)を掲載。
【連載:いま語る―38】松山尚寿さん(和光高等学校副校長)「高校生の基地研究 ―生身で学ぶ平和」
369号(2011年2月1日発行) PDF0.9MB
【米上院、新STARTの批准を承認】むしろ深まるオバマ政権の桎梏
日本自身の「核なき世界」への行動が状況を変える
<資料1>新START条約・前文
<資料2>新START条約・批准承認決議(10年12月22日、米上院秘密会)
<資料3>米国務省ファクトシート「通常型迅速グローバルストライクへの投資」
(10年12月13日軍備管理・検証・遵守局、国防総省編)
【<資料>核兵器禁止条約に関する各国政府の立場(2010年12月)】
【特別連載エッセー「被爆地の一角から」52】「警察官か自警団員か」 土山秀夫
367-8号(2011年1月15日発行) PDF1.0MB
【米国依存を見直す】「軍縮大国」への日本の方向性を示せ 対等な外交には創意と胆力が必要
【年頭にあたって】「変わらぬ『日韓民衆連帯』の想いを抱いて」
田巻 一彦(本誌編集長・ピースデポ副代表)
【新防衛大綱】実効性ある「動的防衛力」への転換目指す 基調には変わらぬ米戦略追随
<表>新大綱の要点と旧大綱との比較
【表:第65回(2010年)国連総会決議投票結果】(見開きPDF)
【NATO新戦略概念】欧州配備戦術核に明確な位置与えられず 拡大抑止と核分担政策は不変のまま
<資料>NATO加盟国の防衛と安全保障のための戦略概念(リスボン首脳会議で採択、2010年11月19日)